おひさしぶり
久々に更新です。
深夜にこっそり豆まき終了。
声が小さいので近所から逃げて来た鬼が
我が家に殺到しそうです。
節分に追い出された鬼は何処に行くのでしょうか?
『とくダネ!』の気象予報士が言ってました。
鬼がつく名字に家では「鬼は外!」とは言わないって。
鬼藤さん、鬼塚さんよろしくお願いします。
そうそう、ktsuodoriがエキストラした
『それでもボクはやっていない』を見て来ました。
一緒にエキストラした友人と鑑賞したので
映画が始まって最初は自分が映っているかいないかに集中。
動体視力がいい人でないと発見できませんが、
第一法廷後の回想シーンで加瀬くんが下りる電車のドア
右側に横顔が映っていました。
一瞬でした。
ちょっとだけ満足した私達は映画に没頭。
痴漢の冤罪で捕まり、罪を認めないためと数カ月も留置場に勾留され
保釈金も数百万円もかかり、有罪(99%が有罪)になると
今までの裁判費用も出さなくてはならないし、前科一犯にもなる!
電車に乗る男性はいつ自分がなるかわからない恐怖があります。
女性は今まで冤罪になった人達に同情し
現代でも冤罪が日常的に起こる恐怖を感じると思います。
「疑わしきは罰せず」の精神という根本的な考えを持ってる
裁判官は出世できないとか。
なんだかこれから導入の裁判員制度が恐くなりました。
周防監督映画に欠かせない竹中さんが意外なとこで登場したり、
『リアリズムの宿』の山本浩司がいたり、
『運命じゃない人』の中村靖日もいたりと
脇役もいいキャスティングで、さすが周防さんです。
こちらで盛り上がってます↓
ネタバレ映画館
http://blog.goo.ne.jp/kossykossy/e/fe8d4234acb7ff10365c282b149c50b5
あんなに無罪だと言い続けているミラーマンは冤罪なのかも?
と思ってしまい、映画鑑賞中にもそんなこと考えてしまうのが
ちょっとマイナス点。
パムクを読んでみた
二週間かけてオルハン・パムクの『雪』を
読み終えました。
ノーベル賞受賞したので図書館のリクエストで
手元に来るのは数カ月先だろうとのんびりしていたら
次の日にはもう届いていました。
9・11以降のイスラム過激派を情勢を見事に予見したとして
各国でベストセラーになったと背表紙にあります。
政教分離のトルコ共和国では西欧化、近代化を目指し、
女学生の髪をスカーフで覆うことを禁止しています。
そのことで国境の都市カルスでは少女達の自殺が連続しますが、
亡命先のドイツから無神論者の詩人が雇われ記者として
取材に来ました。
その間雪が降り続き、交通が遮断され陸の孤島となったカルスで
クーデターが起こり、詩人は否応なく巻き込まれていきます。
貧困だからイスラム過激派になるのか?
男尊女卑の宗教に女性はどう思っているのか?
自殺は禁止されているのに何故自爆テロはいいのか?
富裕層には無神論者が多く、貧困層にイスラム信者が多いのは
確かのようです。
やはり、今!ノーベル賞与えた意味がわかります。
イスラム教を理解すること。
と言いながら、未来永劫いつになったら折り合えるのだろう。
帰り道がなかったら
弐代目・青い日記帳さんから
『スーパー・エッシャー展』に行きたいけど
ぐるぐる目眩がして、自分の位置がわからなくなり
家に帰り着けなくなりそうで怖い。
宇宙人ジョーンズ現れる
街路樹も紅葉してきました。
暑いのが苦手なので寒い冬に近づいているのは
嫌ではありません。
食欲が増し脂肪を貯え冬眠に入る準備さえなければ。
キリンジのニューアルバム『DODECAGON』を聞き込んでいます。
さらっと聞いてもいいけど歌詞に味があるので煮込まないと
真実がわからないのです。
宇宙人ジョーンズさんも八代亜紀を聞き込み涙を流したのでしょうか。
サントリーの缶コーヒーのCMです
第5弾は宇宙人ジョーンズさんはカラオケ屋でバイトしています。
騒音としか思えない客の歌声に辟易し、受付で八代亜紀に「しみじみ呑めば〜♪」の
演歌の名曲「舟歌」に唇を震わせ泣いています。
地球を調査しにきているのに日本で目立つ外人になり
意外に目立つバイトをしている。
トミー・リー・ジョーンズもよく引き受けたなぁ…。
第1弾 「登場篇」日本の深夜の牛丼屋。隣のサラリーマンの話を
盗み聞きして調査。
第2弾 「工場篇」楽々力仕事をこなすが一人ぼっち。
「お疲れさま」と先輩の優しさに感激する。
第3弾 「ディスカウントストア篇」はっぴを着て
『この惑星の住人はイチキュパに弱い』と報告。
第4弾 「宅配便ドライバー篇/微糖篇」
かたつむり便のドライバー、ジョーンズさんは
のんびり配達していたが、
あと少しで駐車違反のシールを貼られてしまう。
「宅配便ドライバー篇/レインボーマウンテン篇」
今度はドアを壊すほど急いで
配達し瞬間移動するも駐車違反に間に合わず
『この惑星の駐車禁止は、厳しい』と報告。
第5弾 「カラオケ篇」客の騒ぎかたにうんざりするも
『この惑星の八代亜紀は、泣ける』と報告。
それで、気が付きました。
そうなんだ、宇宙人と言いながら妙に似合っている
「こんなおじさんいるよね」と言う感じ。
宇宙人ジョーンズさんはリストラされた日本のおじさんなんだね。
あと外国人労働者なのかもしれない。
次は何の職業に就くのかとっても楽しみです。
竹中直人はえらい!
昨夜のフジTV『のだめカンタービレ』に
ktsuodoriがエキストラしたAオケとSオケの定期公演の場面が
放送されました。
もしかしてちょっとktsuodoriも映っているかも…の期待は無惨に裏切られ、
ホール全体の観客に豆粒くらいに映っているかも。
でも指揮科で勝手に千秋をライバル視している大河内くん役の
遠藤雄弥君に比べればたいした落胆ではないと思う。
収録の際にSオケ場面ばかり長時間撮って、
エキストラが解放されたのは10時15分位だったから
これからAオケの収録するんだ、大変だな、徹夜なのかもとか
色々思っていたけど。
シュトレーゼマンに急にAオケの指揮を任された大河内は
緊張のあまりガクガクとロボットのような動きで登場。
指揮棒が手から滑って客席に円を描いて落としてしまう。
世界的な指揮者シュトレーゼマンの指揮を期待していた観客は
「何だあいつは?」
「シュトレーゼマンを出せ!」
「ひっこめ〜!」と罵声を浴びせる。
という場面を収録しつつ、クラシックを聞きに来る客が
こんな野次を飛ばすだろうか…と思っていました。
案の定、彼の場面は舞台上からの小さな後ろ姿で終わっていた。
長時間にいろんなアングルから大量に撮って
使うのはほんのわずかなんだなぁ、編集がかなり重要なんだなぁとつくづく感じ、
若手芸人が「ここカットしないで」とかよく言う気持ちも実感。
近道は危ないのだ
高校履修不足の唯一の都立高校生が
ktsuodoriの勤める塾に多いのですが、
11月から補習するとの事で、塾の授業が出られなくなり
単位を減らしました(塾にも余波が!)。
東大何十人という進学校なので
センター試験前に余計(本来なら必須)な時間や心配で
今年の受験生はかわいそうです。
でも、補習すると言われて素直に受けるのには驚きました。
ktsuodoriの時代なら「学校側の責任だからボイコットしよう!」とか
「卒業させないわけないでしょ。さぼっちゃえ!」とかなるんだけどね。
優等生ばかりの学校だから、親や先生の言いなりの子が多いのかな。
大学を決めるのも就職に有利な学科を選び
親に手に職を付けろと言われ、薬学科。
需要が多そうだという理由で、理学療法士。
採用枠が少なく人気がなかった教育学部だったけど
また、団塊の世代の大量定年で欠員が増えるため、
ぼちぼち希望者が増えて来ていました。
でも、この連日の事件で減りそうですね。
校長まで自殺するなんて!
何百人も同じ境遇の校長がいてどうしてなんだろう。
もう出世できないからなのか。
辞めて塾講師でもやるとか、個人塾経営とかやればいいのに。
人生いくらでも道があるという事を教えて欲しいよ。
みんな近道ばかり選びすぎてる。
遠回りして寄り道して行こうよと教える先生はいないのかな。
さかなクンを見習って欲しい。