誕生日は忘れるな!

ktsuodori2006-10-10

 この数日深夜BS映画を観てしまった。


『ベティ・サイズモア』

ストーリー:
レニー・ゼルウィガー×モーガン・フリーマン×クリス・ロックが巻き起こす、ブラック・コメディ!】

ベティ・サイズモア(レニー・セルウィガー「ブリジット・ジョーンズの日記」、「シカゴ」)は
小さな町のカフェで働くウェイトレス。夫のデルは妻の誕生日も忘れるどうしようもない奴。
そのためベティは、病院を舞台にしたメロドラマ「愛のすべて」の大ファンで、
魅力的な主役の医師、デビッド(グレッグ・キニア「恋愛小説家」)と結ばれることを毎晩夢みていた。
ちょうどベティのお誕生日に夫が麻薬取引に手を出し殺される。
その現場を目撃してしまったベティは、ショックで現実の世界から夢想の世界に飛び込んだ。
看護婦ベティに姿を変えた彼女は、あこがれの医師と結ばれるためLAへ旅立つ。
夫を殺した殺し屋(モーガン・フリーマン「ハイ・クライムズ」/「トータル・フィアーズ」、
クリス・ロック「9デイズ」/「リーサル・ウェポン4」)に追われていることも気づかずに・・・。

  ★斉藤洋美のシネマドンナ
   http://www.cinema-donna.com/cinema/betty/index.html
  ★映画の森てんこ森
   http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/NURSE_BETTY.htm

アメリカでも奥さんのお誕生日を忘れて、亭主関白な男はいるんだなぁ。
国際結婚で結婚したとたんに態度が変わる男が多いと聞いたけど本当なのね。

ベティはそんなひどい男に耐える健気な女から
夫の殺される場面を目撃したとたんにメロドラマのヒロインに切り替わってしまう。

普通なら危ない女でつまみ出されるけど
ベティの笑顔でとんとんと上手い具合に話が進んで行く。

レニー・セルウィガーって可愛い。

殺し屋達(モーガン・ンフリーマンとクリス・ロック)は
年代ギャップで笑わしてくれる。
ただモーガン・フリーマンが年齢も考えずベティに恋をしてしまい
いつもの渋さがないので、気持ち悪かった。
男って死ぬまでそうなのか…。


クリス・ロックがベティのことを「ただのハウスワイフだぜ」と
言ってたけど、

この映画でアメリカの身分制度が見えた感じ。

黒人やヒスパニックより白人のハウスワイフは下に見られているらしい。

最後はハッピーエンドなんだけど
旦那が死なないと主婦は解放されないなんて
ちょっと時代錯誤かなと思った。


と言うより、本質的男女間は変わらないということ。


でも最後に流れる『ケセラセラ』はぴったりで
ktsuodoriも鼻歌でよく歌います。