盗作するなら千年前にしてね
先日上野の国立科学博物館へ
『世界遺産ナスカ展』を見に行って来ました。
平日なのに列ができるほど混んでいました。
最初は土器などの展示物。
その絵は今でも生き生きとしたシンプルな線と
明るい色彩で素晴らしい。
『増殖する人間の神』
どっかで見たような…?
そうそうキース・ヘリング(Keith Haring)の
同じようなものあったよね。
それから、1,300年前の子供のミイラや
ムンクの叫びのポーズの怖いミイラ。
千年前だろうが結局干涸びた遺骸であるわけで
あんまり直視できません。
それから脳外科手術跡のある頭蓋骨や
敵の斬首した首の額に穴を開け紐を通して
下げていた首級(トロフィー)。
ちょっと辟易した頃
お待ちかねナスカの地上絵をバーチャルで体験する大スクリーンや
お目当ての地上絵まで到着させるテレビゲーム。
お馴染みの渦巻き、ハチドリ、コンドルなどの地上絵は
ほとんどパンパと呼ばれる砂漠の大地に描かれていますが、
唯一山の斜面に描かれている『ふくろう男』は
見た事あるよねぇ…。
「ガチャピンだよ」
「そっくりだよ」
なんでガチャピンがいるんだ?
やはり地上絵は宇宙人説有力
*1なのか?
違うよ、ガチャピンは確か恐竜だって言ってたもの。
自問自答を繰り返すktsuodori。
帰宅後、テレビでは例の盗作問題で大騒ぎ。
そうか、ガチャピンも盗作?
次回、東京国立博物館の
「プライスコレクション 『若冲と江戸絵画』展」が見たいです。
東京国立博物館は一日中いても飽きないので
デートにお勧めですね。
*1:現在有力説は雨乞いのお祭りで一筆書きで書かれた地上絵の上を列を作って歩いて行くもの