夜の駒場でjazzを聞く

ktsuodori2005-05-03

4/28に東京大学駒場キャンパスにて
飛頭』のライブを聞きに行きました。
PM7時近く校門で地図を戴いたのにもかかわらず
ライブに行くだろうと思しきカップルの後を
薄暗い小道を付いて行ったら学食だった。
慌てて引き返し,要所々にいる学生に聞きながら
やっと,はずれにあるまるで建設現場の飯場のような
2階建てのプレハブに辿り着く。


開け放たれた明るい窓から,男女が肩を組みながら
民族音楽に合わせて踊っていた。


飛頭』は前衛ぽいオリジナルjazz曲を(途中休憩15分位とる)
2時間にわたって熱演。


前半は東大の講師もしている菊地成孔(sax)氏が2曲ほどセッション。
ミドリトモヒデ(sax)氏とのSAXの掛け合い?は素晴らしかった。
曲名は後ろにいたktsuodoriには全然聞こえず,オリジナルらしいが
古いオルガン曲をアレンジしたのもあったようです。


時々挿入される菊地雅晃氏(bass)のエレクトロニクスの雑音?
が怪しくて懐かしい雰囲気を醸し出していた。
まるで熱帯夜に開けた窓から聞こえて来る消し忘れたラジオのような…。


ktsuodoriはアンコールで演奏された菊地雅晃氏が三鷹の抜け道である
放射線のような放状線○○(すいません,聞きずらかったので)
とかいう道を夜のドライブしてイメージして作られた曲が一番でした。
これならPE′Zのように売れるかも…と思いました。(余計なお世話か)




帰宅途中に国立〜立川間で中央線が停電となり,車内は暗闇に!
流れる外の家々の明かりだけ。
時期が時期だけにぞ〜っとする。でも1車両に15人位に空いている。
隣の車両から5,6人が移動して来る。
「火花が散った!危ないから前に行きましょう!」と先頭に立ってくれた男の人。
頼もしい。こうやって緊急時にリーダーって現れるのね。
そうしつつも電車は惰力で立川にそろそろと着き安堵。
日野〜国分寺間の電気系統のトラブルらしい。
その後いつ復旧したかわからないまま青梅線に乗り換える。
あぁ,スリリングな夜になってしまった。