生命力が大切さ!
冬の間,ニャンコが外から帰って来ると
体中に雑草の種を付けて帰って来ました。
何の種子だろうと調べたら
ひっつきむしの女王アメリカセンダングサでした。
幼い頃セーターに付けあって遊んだ草ですが
日本に侵入したのは1920年頃に琵琶湖畔、
1940年代以降に奄美大島、徳之島、沖縄島で確認
とまだ新しいんですね。
ひっきむしの帝王オナモミも
日本での初確認が1929年の岡山ですし,
ktsuodoriが毎年春を感じる花オオイヌノフグリも
名前の由来は置いといて,
1887年に東京で確認、大正時代初期に全国に拡大という
帰化植物なんですから。
調べ出すとそこらへんの雑草は帰化植物ばかり。
とげとげがあったり,つんつんしてたり強そうです。
ですから時代考証を完璧にしようとしたら
水戸黄門一行がお歩きになる街道沿いの草花は
だいたい引っこ抜かなければいけません。
そのやっかいな雑草から水素を取り出しエネルギーに
しようと研究してる団体もありました。
今ある帰化植物ではなく日本の在来種ばかりあった
江戸時代にタイムスリップして
情緒ある春を楽しみたいです。