さぁ、夢の続きを見ようZZZ

ktsuodori2007-07-02

一か月前にもなろうか『恋愛睡眠のすすめ』という
ガエル・ガルシア・ベルナルくん主演の映画を観ました。

(あらすじ)

 ガエル演じるイラストレーターのステファンは、
父の死後、メキシコから母のいるパリに帰郷する。(父とメキシコに行っていたらしい)
少年期まで住んでいたいたアパートの部屋は、そのままになっているが、母は別に恋人と住んでいる。
隣に引越して来た手芸家のステファニー(シャルロット・ゲンズブール)と仲良くなり、
恋するようになるが、夢と現実がごちゃ混ぜになり迷走する。
ステファンの恋愛はどうなるのでしょうか?


 さて、母親が決めた就職先はカレンダー会社の製版係だが、
そこの上司は下ネタ連発のエロおやじ。この俳優がミッキー安川に似ている。
ミッキー安川どうしてるのでしょうか?(知っている人で年齢がわかるが、STARLESS隊長は別格)

 家を出た時の少年期の服を出し(袖丈は短い)
就寝前に靴までコーディネイトさせて、畳まず、着た状態で並べている。
毎日同じ服を着ている(外人はそうだよね?)。


 夢の場面は段ボールクラフトで、日比野克彦かよ!と思うほどで、
かわいい“着ぐるみガエル”も楽しめた。
手作り感がチェコアニメみたいで、CG処理に辟易してる人には
昔の教育TVのように懐かしい(ピタゴラスイッチも)。

誰でも現実が上手く行かないと(主に恋愛では)夢の中では自分で創作してしまうみたい。

でも、それが夢だったのか、現実はどうだったのか、わからなくなったら怖い。
夢で仲良くなった感覚で、片思いの人に話しかけたら、かなりヤバいでしょ。


映画で笑いながらも、過去にいいように恋愛を改ざんしてる自分がいて、
笑い事じゃないなと思いました。

でもちょっと殿方に言いたいのはね、
よく理想の男性は?と聞かれたら、「いつまでも少年のような心を持った人」と
女性は答えるよね。それを勘違いしている男のブリッコがいる。

以前、ヤンキーのヘルメットに寄せ書きがしてあり、
「いつまでも少年の心を忘れない」とあった。


ふっ、このくそガキが…。
この台詞はね、立派な大人になってから言う台詞なのよ。


というのを思い出した映画です。