哀しいサガ
ベルリン映画祭で惜しくも賞を逃した
イッセー尾形が昭和天皇に扮した『太陽』早く観たいです。
桃井かおりも出てるし。
しかし,ロシアのアレクサンドラ・ソクーロフ監督だから
できたんでしょうね。
さて,イッセー尾形といえば
人間観察が鋭く,いろんな市井の人々を演じてますよね。
「あっ,いるいるこんな人!」て感じ。
ところが,BSで彼がフランスのポンピドー文化センターで
ストリートライブをやるというドキュメンタリーがありました。
http://www.archi-map.net/~taniyan/photograph/form/foreign/france/pompidou_center.html
彼はそこで20年以上も路上ライブを続けてきた
ベテランのフランスのコメディアンの指導を受けながら,
「日本の商社マンが深夜パリでタクシーを捕まえられず
とうとうパリの犬の糞を処理する清掃員(宇宙人みたい)
のかっこをする。」という内容の寸劇でした。
彼は通訳の説明をうけながら,汗だくで演じてましたが
全然人は集まらず,たまりかねたベテランコメディアンが
そこにいた子供達を呼び寄せたりしました。
ハッキリ言って大失敗!
その時思い出しました。
katsuodoriがポンピドー文化センターで連れを
写真に撮ろうとカメラを構えながら後進してると
坂になってて思わず転んでしまい
そのま開脚した足の間からシャッターを押しました。
その様子を見た周りの外人(katsuodoriが外人ですが)にかなり笑われ
「いけるじゃん!」と感激したことがあります。
そこで「越前屋俵太の世界の名所旧跡でただこけるだけのVTR」を
ご存知ですか?ちゃんとした題名は忘れましたが。
やはり世界中の人達の笑いを取ってました。
http://web.jav.co.jp/picup/owarai/
家人も学校で行ったシアトルでピエール瀧の影響から
銅像の真似をし,現地の人に大受けしたそうです。
- 作者: ピエール瀧
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
結局,原点に帰ろうでしょうか。
凝り過ぎたお笑いはつまらないってことです。